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5-3. 「二人称」会話を意識する

ここからさらに、婚活テクニックを学んでいきますが、そのポイントは相手の男性を魅了する「会話術」と言えます。「二人称」「Iメッセージ」「リフレーミング」・・・など、秘蔵のテクニックをお伝えしていきますので、しっかりマスターしてください!

  • 相手を中心にした会話を心がける
  • 「二人称」で相手にスポットを
  • 会話は二人称でクローズする
  • 【Column】ウインザー効果を狙う
  • 「二人称」会話の達人になる

相手を中心にした会話を心がける

大切なのは相手にスポットを当てて話をすること。いつもこれを意識することによって、相手はあなたと話すことが居心地いいと感じます。会話はできるだけ「二人称」で終わらせるように心がけましょう。

 一人称、二人称、三人称・・・国語の勉強ではありません。会話のこと。一人称とは話し手や聞き手自身。私あるいは僕などの人称です。三人称とは話し手や聞き手以外のこと。あの人、どこどこ、誰々。続いて二人称は「あなた」です。

 通常、多くの会話は一人称もしくは二人称で進んでいきます。試しに周囲の人の会話に耳を澄ませてください。大体は一人称か三人称で会話が回っているはずです。「俺はさ」とか「私はね」あるいは「今日ニュースで観たあの人が」「そういえば、原宿に○○ができたね」などです。

 一人称か三人称の会話ばかりしているということは、相手とつながっていないということなのです。言い換えれば、誰ともつながっていない、独り言でもいい会話だと言ってもいいでしょう。

 そこを変えるのが「二人称」の会話です。常にとは言いませんが、あいてを会話に巻き込む、つまり相手を話の中心にして会話を回すようなイメージです。

 具体的に言うとこんな感じです。「私の好きな役者の○○さんがトーク番組に出てたけど・・・あなたと考えが似てたよ」

 一人称や三人称の会話が氾濫している中で、もしもあなたが話をしている相手にスポットを当てて会話をすることができたなら・・・。相手の人が、あなたと話すことが居心地いいと感じるのは当然です。

 会話が三人称に流れ過ぎているなと思ったら二人称に戻す。自分の話ばかりしちゃったなと思ったら、相手にスポットを当てたり。ずっと二人称は無理ですけれど、少しでもいいから「二人称」を入れるようにしましょう。

「二人称」で相手にスポットを

相手を心地よくさせる「二人称」会話術。その原理と効果は次のようになります。

○女性側

 ・あなたのおかげだわ~

 ・何だか、あなたに似ているわね~

 ・あなたと行きたいな~

○男性側

 →何だか、この人いいな~

会話には「二人称」を織り交ぜる

 ずっと二人称で話をするのはさすがに無理なこと。三人称、一人称の会話の中に二人称を少しずつ入れていきましょう。

パターン1

三人称→一人称→二人称

パターン2

一人称→三人称→三人称→二人称→三人称→一人称

一人称→三人称→三人称→二人称→三人称→一人称

会話は二人称でクローズする

 会話の終わりは一人称、三人称よりも「二人称」のセリフで終わらせると効果的になります。

一人称
「私は・・・」
「僕は・・・」
  や
三人称
「あの人は・・・」
「どこどこは・・・」
「何々は・・・」
  ↓
二人称
「あなたは・・・」

二人称の会話例

次のセリフを参考に会話のバリエーションを増やしましょう

 ●一人称・三人称;「今やっている大河ドラマすごくいいよね」(三人称)

 ●二人称;「主人公はあなたと似ているわ」

 

 ●一人称・三人称;「世界遺産のマチュピチュに行きたいわ」(一人称)

 ●二人称;「あなたと行けばナビもいらないし楽しみ倍増ね」

 

 ●一人称・三人称;「美味しいコーヒーショップを見つけたから行きたいね」(三人称)

 ●二人称;「どうやって見つけたの?あなたっていつもアンテナ張っててすごい!」

Column

ウインザー効果を狙う

 直接本人から伝わるよりも第三者を介して伝えたほうが、影響がより大きくなったり、信憑性が増すという効果があります。人から直接褒められるとつい「何か裏があるんじゃないか!?」「騙されてるんじゃないか?」などと疑ったり、かえってマイナス感情を抱いた経験があるかもしれません。

 そこで、Aさんを褒めたいと思ったら、第三者Bさん(できれば口の軽そうな人)に言いましょう。そうすると、Bさん経由でAさんの耳に入る。第三者からの褒め言葉には嘘や下心はありません。だから、より信頼に値するのです。誰かを褒めたい時は第三者を介して褒めると効果がグンとアップします。

「二人称」会話の達人になる

多くの接客のプロも実践する「二人称」会話術。話をしていて「三人称」「一人称」に流れていると気付いたら、すぐに話題をきっちり「二人称」トーンに戻すこと。これで相手はあなたの虜になっていくことでしょう。

 ホストあるいはホステスのような接客のプロが会話の中でやっているのは、実はこれが中心です。さすがにずっと二人称での会話は無理ですが、三人称に流れ過ぎているなと思ったら二人称に戻したり、自分の話ばかりしているなと思ったら相手にスポットを当てたり。

 店に来るお客様が高い料金を支払ってでも求めているのは、お酒でもおつまみでもありません。会話なのです。自分のことを聞いてもらえる、自分の話に耳を傾けてもらえる。もしも、あなたが二人称の会話の達人になったら・・・彼はあなたの常連客になること間違いなしでしょう。

 初めてのデート、まだ相手のことをよく知らない時の会話は、男性が苦手な”単なる雑談”に終始しがちです。ですから、そうならないように意識して二人称で話してください。最もいいのは相手への質問です。職務質問にならないよう、≪4-7.「訊く」を極める≫「訊く」のコミュニケーションを復習して、二人称の会話を意識してください。

 いかに失点を防ぎ、そしていかに得点を重ねるか。男性の気持ちを掴むには、この両方の要素が大事です。一人で防御と攻撃の両方をこなすのは大変ですが、地雷を踏みそうな時は無言のコミュニケーションに徹して、笑顔でうなずく。そして、ココというところで「相手」に関心を向けた「二人称の会話」に持っていくことが大事です。

男はとかく自慢話が好きな生き物です。だからこそ、「あなた」をベースにする二人称会話は、相手の心をグッと引き寄せることになるでしょう。注意するのはいかに会話の失点を防ぎ、得点を重ねるか。防御と攻撃を同時に実施することは難しいことですが、これで相手のハートを掴めるならば、実践あるのみです。